エマー ジェンス プロファイル。 会社案内

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フィニッシュ・ラインが歯肉縁下に設定されると遊離歯肉の維持が失われるため、歯肉を正しい位置に維持できる(Tissue Retention)ようなプロビジョナルの歯肉縁下部の軸面形態(Tissue Supportable Contour)が必要となる。 歯肉縁下部の形態付与は、エマージェンス・プロファイルの形態基準に準拠して行う。 また、支台歯形成を行うとその部の形態は変更されるため、リカントゥアリング(再形態修整)する必要性がでてくる。 リカントゥアリングとは、それまで装着されていたプロビジョナルに即重レジンを添加し、軸面やマージン部などの形態の変更をすることである。 ここでは頰舌面の凸面形態を中心にエマージェンス・プロファイル部にあたる歯肉縁下部プロビジョナルのクラウン・カントゥアの形態付与について述べる。 リカントゥアリングの作業は最初にプロビジョナルを作製する時にも行うが、支台歯形態を変更したり、歯周組織の状態により形態修正をする時なども行うため、確定されたリカントゥアリングの時期というものはなく、状態に応じて複数回行うものである。 マージン部からサービカル・ピークまで凸面形態とする。 プロビジョナルを口腔内に戻すと図53-c のように遊離歯肉縁とプロビジョナルの間に隙間ができているが、これは歯肉圧排によって遊離歯肉が外側、内側に移動しているためであり、この時点でここを埋める必要性はない。 付与した形態が適正であるかどうかは、この時点ではわからない。 次回来院時にプロビジョナルを外して、その炎症の有無、ジンジバル・スキャロップの位置が審美的かどうかなどをチェックすればよい。 足りなければその時点で再度リカントゥアリングの操作を繰り返す。 歯肉内縁上皮に強い圧迫による炎症が見られる場合は、凸面形態を弱く する。 フィニッシュラインの位置が、歯肉縁下深くに設定されている場合、圧排糸を挿入しても遊離歯肉縁が外側、根尖側方向に移動せず、逆に内側に倒れこむような場合は、適切な凸面形態は白点から赤点の間よりも外側にあると思われる。 その場合は両方の点の間にレジンを添加しなければならない。 繰り返し強調しておくが頰舌面には凸面形態を与え、隅角部ではストレート形態、隣接面部では凹面形態を付与する。

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歯茎をコントロールさせて被せ物を作る 被せ物を作る工程は、歯を削った状態で型取りをして歯科技工所で被せ物を製作します。 これは一般的な流れになります。 しかし被せ物の際の部分の設定はどうでしょう。 被せ物の際(きわ)のことをマージンとよびます。 マージン設定は被せ物を作る際に重要な項目になります。 マージン設定はどのようなものがあるのでしょう。 歯茎より上、または歯茎のラインに沿ってマージンを設定 被せ物のきわ(マージン)を歯肉より上に設定することを、スープラマージン(supragingival とよびます。 見た目の要素を必要としていない奥歯などに設定することがあります。 メリットとしてはマージンが歯茎より上に設定されるので歯茎が炎症を起こすことは少ないです。 デメリットとして被せ物のマージンが歯肉の上にあるため見た目が悪いです。 また出すぎたマージンは二次虫歯(カリエス)の原因にもなります。 歯茎より下に設定 被せ物のきわ(マージン)を歯茎より下に設定することを、サブジンジバルマージン(subgingival 、サブジンジバルカウントゥアーとよびます。 メリットとして設定ラインが歯茎の下にあるので審美的に見た目のいい被せ物が入ります。 デメリットとして歯肉の下のコントロールを怠ると歯茎が炎症を起こします。 歯茎のコントロールが必要となります。 前歯の被せ物のマージンが歯茎より上に設定されると。。。 (マージンの設定が不正) マージンの設定が歯茎の上にある前歯の被せ物は、審美的に問題が出てしまいます。 特に、金属を使用している被せ物(メタルボンドクラウン)や保険の前歯の被せ物では金属のマージンが出てしまいます。 そのため歯の生え際が黒くなったり、いかにも人工物を入れているような見た目になります。 歯茎の黒ずみもこのようなことから起きてしまうのです。 マージンの位置をコントロールする マージンを歯茎の下に設定するためには闇雲に設定してはいけません。 マージンが歯茎の下すぎると被せ物が組織を破壊して炎症が起こります。 (生物学的幅径の侵襲) マージンが上すぎるとマージンが歯茎上に露出してしまったり、将来的に歯茎がダメージを起こして下がった時に露出することもあります。 これだけ読んでると『マージンは一体どこに設定すればいいんだ?』なんて思いますよね。 そうですマージンの設定は難しいのです。 そのため私たち歯科医師は仮歯を使って歯茎をコントロールさせます。 エマージェンスプロファイルとは? エマージェンスプロファイルは歯の生え際の部分の立ち上がりのことを言います。 図は歯が歯茎からどのように萌えているかを拡大した状態です。 歯の立ち上がり方はすべての歯によって、また同じ歯でも表側(唇側面)、歯と歯の間(隣接面)によって異なります。 歯の立ち上がり、エマージェンスプロファイルを仮歯でコントロールして調和させます。 エマージェンスプロファイルのカウントゥアー設計 図のA、B、Cは同じ歯のエマージェンスプロファイルエリアの状態です。 これによって歯の周囲のマージンとそれによる歯茎の立ち上がりが複雑なのがわかります。 A部 歯の唇側面(表側)の立ち上がりです。 歯茎の下(歯肉縁下)から豊隆があるように立ち上がります。 豊隆のことをカウントゥアーと呼び表側は多少オーバーカウントゥアーぎみ(膨らむように)に立ち上がります。 B部 歯と歯の間(隣接面)のカウントゥアーです。 隣接面は表側に対しやや凹んだように立ち上がります。 これをレスカウントゥアーと呼びます。 C部 AとBの移行部をトランジショナルエリアと言います。 このエリアの立ち上がりはオーバーでもレスでもなく歯肉に平行にすることが好ましいです。 Q どうやってエマージェンスプロファイルをコントロールさせるの? A その答えはシンプルです。 仮歯にレジンを盛ったり、削ったりしながら足し算、引き算します。 とても地道な作業ですがすごく大事なことです。 ある程度これでいいなと思ったら仮歯を仮付けして数週間過ごしてもらいます。 数週間後、仮歯を外した時に歯茎の周りに炎症があるかを確認します。 炎症がある場合は仮歯を少し削ってまたしばらく様子を見ます。 このようにして仮歯を煮詰めることで最終的な被せ物のエマージェンスプロファイルを模索します。 最後に歯茎の立ち上がりはこれでいいなと判断したら、仮歯の情報をコピーして歯科技工所に送ります。 エマージェンスプロファイルを模索した被せ物は、無作為に作った被せ物に比べ歯茎に調和したものになります。 まとめ とても難しい話でしたが、少しは理解していただけたでしょうか。 適正なエマージェンスプロファイルを作ることで歯茎にあった被せ物を作ることができます。 そのためにも仮歯の調整が重要なことを覚えてください。 早く被せ物を歯に入れたい気持ちは患者さんも歯医者さんも同じです。 ただこの一手間が将来的に満足できる被せ物になるのではと思います。

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TEKとプロビ 二つとも仮歯には違わないのですが二つの仮歯はコンセプトがはっきりと違います。 前者をtemporary crownとよばれその略称でTEK(テック)と呼ばれています。 後者はprovisional restorationとよばれ日本ではプロビとも呼ばれています。 それぞれどのようなものか次に説明いたします。 TEK TEK(テック)の総称、temporary crownとは実は和製英語であって日本で作られた造語になります。 海外では後者のプロビという名前が知られています。 そもそも仮歯は日本の保険治療ではあまり重視されていない治療項目だということが二つの仮歯の違いの引き金になりました。 字のごとく仮歯は一時的な被せ物という意味合いがTEKにあります。 通常被せ物を作る場合、歯を削った後に型取りをします。 その後被せ物を製作する間、歯は削りっぱなしのままになってしまうため以下の難点がありました。 被せ物の歯が前歯の場合、歯が入らないので見た目上良くないなどの審美的な問題をきたします。 神経が生きている歯の場合、治療が終わって麻酔の効果がきれてくると水や空気に凍みて痛くなります。 複数の歯を治療している場合、仮歯がない状態だと日常の食生活に支障をきたしてしまいます。 これらの問題点のため歯を型取りした後に仮歯を作成することが推奨されました。 仮歯は型取りした後にその場で作られることが主流ですが、複数の本数の歯を治療された場合はあらかじめ歯科技巧所で作成されます。 仮歯(TEK)はいくら? TEKは保険治療でまかなえます。 そのため全国均一で、保険3割負担ですと一本1000円もしません。 もちろんこれに型取り代や削り代などが加わりますが、被せ物を一本治療するのに何万もかかることはありません。 仮歯は被せ物をするまでの間の一時的なものという印象が伝わってきますね。 対してプロビはどのようなものでしょうか。 プロビ プロビショナルレストレーション、海外ではプロビショナルプロトコール、プロビショナルコントロールとも呼ばれています。 『provisional 』のpro は前もって visual 視覚的にする が合わさった歯科造語で被せ物の前駆体という意味合いが強く持たれています。 被せ物を前もって知る必要がプロビにはあります。 逆を言うと作成される被せ物にはプロビの情報が必要ということになります。 私たち歯医者が被せ物を作る時にプロビを参考にする項目を一部ご紹介します。 プロビを作る上で知っておきたい用語です。 1 エマージェンスプロファイル エマージェンスプロファイルとは歯の歯茎からの立ち上がりの部分を言い、被せ物をつくるときにこの立ち上がりの部分を慎重にコントロールさせて仮歯を作ります。 被せ物は歯から立ち上がる時に歯の表側、隣部分、裏側と立ち上がりの形が違うのでそれに合わせて歯ぐきを押したり、引いたりして適正な歯ぐきの立ち上がりを作っていきます。 当然この作業は1日では終わりません。 何回かの仮歯調整で仕上げていきます。 2 噛み合わせ 噛み合わせの情報を作る場合、仮歯を調整して噛み合わせを作ります。 人それぞれかみ方は異なりますし、顎の形も異なります。 生体に調和した噛み合わせは実際に仮歯を足し算、引き算して作り出します。 以前噛み合わせでおはなししたクロージャーストッパー、イコライザーについてもプロビの段階で作ります。 3 プロビのデュプリケート 仮歯の形、噛み合わせ、エマージェンスプロファイル、など適正な状態になった後、この情報を歯科技工所へ伝えなければなりません。 仮歯の情報をしっかりコピーしそして被せ物へ転写します。 そうするとしっかりと仮歯の情報が入った被せ物を作ることができます。 仮歯の情報をコピーする場合は色々な方法がありますが仮歯をそのまま取り込んで型取りする方法や、最近では3Dプリンターでスキャンして仮歯の形のデータを読み取って製作する方法もあります。 プロビはいくら? 残念ながらプロビは保険外治療になります。 医院によっても異なりますが、一本2000円から10000円ほどになります。 また治療毎度に仮歯の調整代が別で発生する医院もありますし、仮歯代に含まれている医院もあります。 しかしプロビショナルレストレーションは被せ物を作っていく上で非常に重要な情報を作っていきます。 特に前歯などの審美的な治療や、噛み合わせの治療にはプロビでのコントロールが必須になります。 まとめ プロビショナルレストレーションはTEKと異なり、将来を見据えた被せ物にならないといけません。 審美的に、生物学的に、機能的に、安定的に考慮して作られます。 私が海外でお話しをした歯科技工士は仮歯1本2万円を歯科医師にチャージしているそうです。 歯科技工代が2万円の場合、患者さまが支払う仮歯はさらに高いということです。 また海外では日本で普段自費治療で使われているセラミックが仮歯として使われていることもあるそうです。 日本の保険診療では一本1000円もしません。 おそらくこの違いが日本と海外の歯科治療に影響を与えているのかもしれませんね。 仮歯は仮歯でもコンセプトによって捉え方が違うこと理解いただけたでしょうか。

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